湿度?加齢?髪がうねる4つの原因・5つの対策
2023/08/29「ブローしても髪がうねる」
「今までなかったくせが出てきた」
「雨の日はいっそう髪がまとまらない」
がんばってケアやスタイリングをしているのに、どうにもまとまらない髪の毛。
外出前の支度に時間がかかるし、うねりのせいで美容院でのオーダーも難しいですよね。
そこで本記事では、
・髪がうねる4つの原因
・うねる髪の5つの対策
について、詳しくご紹介します。
髪がうねる原因はいくつかあり、複数の原因が当てはまるかもしれません。
原因によってとるべき対策は少しずつ異なりますが、髪の状態次第では、ノーストレスの髪にすることも可能です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
髪がうねる4つの原因
髪がうねるのには、おもに4つの原因が考えられます。
複数の原因があてはまる場合もあるので、チェックしてみましょう。
加齢でうねる
ホルモンバランスの変化やエイジングによる影響は大きいです。
加齢による髪のうねりにもいくつか原因があるといわれています。
- 水分量の減少
- たんぱく質の密度低下
- 皮膚のたるみによる毛穴の歪み
加齢によって髪を構成するたんぱく質のバランスが乱れると、毛髪は保水力を失います。
また、たんぱく質の密度低下で毛髪内部が空洞化し、髪はうねりやすい状態に。
さらにエイジングによる皮膚のたるみは、肌だけでなく頭皮にも現れます。
丸かった毛穴が楕円形になることで、髪がうねった状態に。
皮膚のたるみやすい襟足や耳の周りにうねりが発生しやすいのはこのためです。
ダメージでうねる
うねりの原因が、熱や紫外線、カラーやパーマの化学物質などのダメージの場合もあります。
また食事や睡眠といった生活習慣の乱れによる頭皮の栄養不足も、髪には良くありません。
ダメージを受けた髪は、以上のような状態を引き起こします。
- キューティクルのはがれ
- 毛髪内部の空洞化
- 毛髪の形状の変化
表面を覆うキューティクルがない、内部がスカスカといった場合、髪は空気中の水分を吸収しやすい状態に。
外的ダメージ・内的ダメージ、両面から髪をいたわるようにしましょう。
くせ毛でうねる
日本人の8割近くがくせ毛ともいわれており、真っすぐの髪の人は意外に少ないです。
部分的にくせ毛の「隠れくせ毛」の場合、天候やスタイリングの影響が大きく、日によってうねりが強くなることも。
なんだかまとまらない日がある、という場合は隠れくせ毛かもしれません。
雨や湿度でうねる
加齢・ダメージ・先天的なくせ毛、どの場合も、湿度によって髪のうねりが発生します。
先ほども述べたように、ダメージでスカスカになった髪・キューティクルのはがれた髪は、水分を含み、膨張しやすいです。
湿度の影響を受けにくい、密度の高い健康な髪を目指しましょう。
うねる髪は原因に合わせた対策を
うねる髪の対策には大きく分けて5つの方法があります。
- ダメージケア
- 保湿
- 熱(ドライヤー・アイロン)
- ヘアアレンジ
- ヘアサロン
うねりの原因によって、対策には向き不向きがあります。
以下の表にまとめましたのでご覧ください。
ケア | 保湿 | 熱 | アレンジ | ヘアサロン | |
加齢 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ |
ダメージ | ◎ | ◎ | △ | 〇 | ◎ |
くせ毛 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
雨・湿気 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
それぞれの対策について詳しくご紹介しますので、髪の状態に合った方法を選んでくださいね。
対策1.ダメージケア・エイジングケアで髪のうねりを防ぐ
うねりのない髪にするためには、毎日のヘアケアが重要です。
ダメージ毛もエイジング毛も、ケアの基本は同じ。
髪に優しいシャンプーを使い、トリートメントやオイルでの補修・保湿がマストです。
さらに食事・睡眠などの生活習慣も見直し、内側から健康な髪を目指しましょう。
シャンプー
シャンプーによる洗いすぎはNGです。
必要な皮脂まで落としてしまうと、保水力が低下⇒乾燥⇒うねり、となります。
髪を洗う時のポイントと手順は以下の通りです。
\シャンプーの step&points !/
- ブラッシングで汚れを落とす
- 熱すぎないぬるま湯で予洗い
- シャンプー剤をよく泡立てる
- 洗いながら頭皮をマッサージ
- ぬるま湯でよくすすぐ
- トリートメントは頭皮につけない
- シャンプーの後はすぐに乾かす
- ドライヤーの前に洗い流さないトリートメントを使う
生活習慣改善
うねりのない健康な髪には、生活習慣の見直しも有効です。
食事や睡眠で得た栄養分をしっかり頭皮に届けられるよう、身近なところから改善しましょう。
食事
髪に必要な栄養素は、たんぱく質・ビタミン・ミネラルです。
たんぱく質が髪を作り、ビタミンが頭皮環境を整えます。
たんぱく質を効率良く吸収するにも、ビタミンやミネラルが必要なので、バランスの良い食事が必須です。
睡眠
健康な髪を育てるには、睡眠が欠かせません。
これは髪の生育を促す成長ホルモンが睡眠時に最も多く分泌されるからで、とくに眠りはじめの3時間が重要といわれています。
入眠環境を整え、質の良い睡眠を心がけましょう。
運動
適度な運動をすることによって、血行が促進されます。
血液や栄養がしっかり届けられることで、頭皮の状態が良くなり、髪のうねり防止につながります。
ストレス
ストレスによる脱毛や白髪などで知られている通り、ストレスが髪に与える影響は大きいです。
自律神経の乱れは血流を低下させ、髪の状態を悪化させます。
日常的にストレスため込まないよう注意しましょう。
エイジングケアについては以下の記事でもご紹介しています。
⇒髪のアンチエイジング|今すぐ始めて10年後も美しい髪と私に!
対策2.保湿で髪を湿気からブロックしてうねらせない
髪の毛が空気中の水分を含まないようにする方法です。
ヘアオイルやバームなどで髪の毛の表面をコーティングし、うねり・広がりを防ぎます。
スタイリングの仕上げやお出かけ前に、うねる箇所や毛先を中心にオイルやバームをなじませましょう。
しっかり乾いた髪に付けるのがポイントです。
オイルの選び方については、以下の記事でご紹介しています。
⇒ 40代からのヘアケア|ケアアイテムと美容院メニューの選び方
対策3.アイロン・ドライヤーの熱で髪をうねらせない
毎日のシャンプー&ドライやスタイリングのタイミングでしっかり熱を通し、うねり・広がりのない状態にします。
ダメージ毛の場合でも、髪を濡れたまま放置せず、ドライヤーでしっかり乾かすようにしましょう。
ヘアアイロンの手順
- 洗い流さないトリートメントやケア剤をなじませる
- ブロッキングする
- 内側からアイロンスルーする
ドライヤーの手順
- 洗い流さないトリートメントをなじませる
- 前髪から乾かす
- ドライヤーの風は根元からあてる
- 8割ほど乾いたら、手グシやブラシで引っ張りながらブローする
- 冷風で仕上げる
対策4.ヘアアレンジで髪のうねりを隠す
強いくせやうねりがある場合、梅雨時や雨の日などはうねりが不可避な場合も。
そんな時は、ヘアアレンジで乗り切るのが一番です。
ハーフアップやポニー、アップヘアなどで、顔周りをすっきりさせるといいでしょう。
髪がパサつきがちな40代・50代なら、アレンジ前にアイロンとオイルで髪を整えてからアレンジを。
毛束感をしっかり出すのが、お疲れモードにならない秘訣です。
対策5.ヘアサロンのメニューで髪のうねりを改善
ヘアサロンでプロの美容師の技術に頼るのもおすすめです。
縮毛矯正、パーマ、ヘッドスパなど、方法はいくつかあります。
縮毛矯正で真っすぐうねらない髪に
縮毛矯正は、くせ毛を真っすぐにする方法の一つです。
ただしブリーチ歴やくせ毛の種類によってはできない場合もあるので、美容師に相談しましょう。
エノアではダメージを最小限に抑えられる縮毛矯正が可能です。詳しくはこちらでご紹介しています。
パーマでうねりを生かしたスタイルに
パーマをかけて、うねりを生かしたスタイルにするのもおすすめです。
髪の状態、なりたいイメージによって、できること・できないことがあるので、美容師に髪の悩みとイメージを伝えてみましょう。
システムトリートメント・ヘッドスパなどのケアメニューでうねり改善
トリートメントやヘッドスパもうねり対策に効果があります。
美容院でしかできない施術は、一度試してみる価値ありです。
システムトリートメント
システムトリートメントは、それぞれの髪に合わせてトリートメントをカスタマイズする手法です。
くせ毛やエイジングに特化した施術も可能。
エノアのシステムトリートメントについて、詳しくはこちらでご紹介しています。
ヘッドスパ
ヘッドスパは髪のエステともいえるメニューで、自宅ではできないケアができます。
炭酸・クリーム・オイルなど、メニュー内容や効果はさまざまです。
「ENOREオリジナル バイオヘッドスパ(頭頭脳プログラム)」で髪のうねりをケア
髪質改善が得意な美容院、エノア自慢の「ENOREオリジナル バイオヘッドスパ」は、頭皮を根本から改善するメニュー。
以下のような悩みをお持ちの方におすすめです。
- 薄毛、抜け毛、くせ毛
- 髪のハリ、ボリュームが気になる
- 頭皮のニオイやかゆみ
- お顔のシワ、たるみ、くすみ、肌荒れ
- つむじ割れ
- 肩こり、目の疲れ、不眠症
- 慢性ストレス
「ENOREオリジナル バイオヘッドスパ」施術の流れ
「ENOREオリジナル バイオヘッドスパ」は、毛穴の奥までしっかり栄養を届けられるよう、真空圧の力で頭皮をキレイにするメニューです。
毛穴に詰まった古い脂(=老化脂)を真空圧で吸引。
栄養剤を加圧噴霧し、毛根の奥まで栄養と血液を届けます。
髪と頭皮を活性化する薬剤
ヘッドスパで使用する薬剤に配合されているうち、とくに注目したいのが以下3つの成分です。
- ヒト幹細胞培養液:栄養や潤いはもちろん、細胞そのものを活性化させる効果あり。頭皮を若返らせ、髪にハリ・コシを取り戻します。
- エクソソーム:美容医療でもおなじみの成分。若返り・再生を働きかける情報伝達物質です。
- 天然成分北大海洋栽培ガゴメ:皮膚の保湿や再生促進・免疫向上を担うエキス。エクソソームとの相乗効果で代謝促進・ターンオーバーを正常化します。
セルフケアで効果を倍増するホームケア商品
ヘッドスパで使用する薬剤の成分を配合した美容液・養毛料もご用意しました。
美容院とご自宅、ダブルのケアで効果をさらに高められます。
ヘッドスパとホームケアを2か月間続けた結果、画像のように髪の毛一本一本がしっかり太くなっているのがわかります。
美容液:インプレグホームブースター
頭皮の若返りを促す美容液。
細胞に働きかけるエクソソームを配合しています。
とろみのあるリッチなテクスチャで、肌にも使用可能。
吸い付くような使い心地が特徴で、乾燥しがちな40代・50代の髪と頭皮を改善します。
養毛料:インプレグホームトニック
ガゴメコンブエキスとエクソソームの合わせ技で、高い効果を発揮する高濃度のトニック。
ツヤのあるふさふさとした太い髪へと導き、髪のハリ・コシをアップさせます。
まとめ
髪がうねる原因は以下の4つ。
- 加齢(エイジング)
- ダメージ
- くせ毛
- 雨や湿度
対策は以下の5つをおすすめします。
- 髪と頭皮のケア
- 保湿で湿気をブロック
- アイロン・ドライヤーでうねりを防止
- ヘアアレンジでうねりを隠す
- ヘアサロンで髪を改善
エイジングにはケアや保湿、湿気には髪の毛のコーティングなど、うねる原因によって対策は異なります。
また原因は一つではなく、対策も複数を組み合わせると効果的です。
髪のお悩みは、いつでもエノアにご相談ください。
キレイな髪に改善しながら、毎日快適に過ごすお手伝いします。